Anker PowerConf H700を実際に仕事で使ってみた【開封レビュー】

Anker PowerConf H700を実際に仕事で使ってみた アイキャッチ

ワイヤレスのヘッドセットが欲しいけど、ワイヤレスは有線タイプに比べて価格が高い…。コスパがいい商品はないかな?

スマホ付属のイヤホンとか、AirPods ProでWEB会議をしていると、周りの音が結構入るなぁ…。周りの音を拾いにくいヘッドセットはないのかな?

Ankerからワイヤレスヘッドセットが発売されたみたいだけど、実際仕事に使えるんだろうか、実際に使った人のレビューを見たい!

おぺぺないと

はいどーも
Anker製品大好き、おぺぺないと(@openeightblog)です!
今回はこんな疑問に答えていきますね。

こんな人にオススメ!
  • コスパがいいワイヤレスヘッドセットを探してる人
  • WEB会議専用の周囲のノイズを抑えてくれるヘッドセットを探してる人
  • Ankerから発売されたヘッドセット(PowerConf H700)が気になってる人
この記事を読むとこんなことが分かります!
  • Anker PowerConf H700 を実際に購入しましたので、開封した様子と特徴を紹介します。
  • Anker PowerConf H700 を仕事や副業、プライベートで約7ヶ月使ってみて気がついたポイントなどを紹介します。
  • Anker PowerConf H700 は仕事で使えるのか?ということを紹介します。

コロナの影響で、仕事の会議や打ち合わせのほとんどがWEB会議になりましたね。

WEB会議って、ヘッドセットやイヤホンといった機材が悪いと、声が聞き取りづらくて、微妙な空気になったり…というトラブルが結構ありますよね。

僕も、もともとスマホに付属していたヘッドセットで会議をしていましたが、コードが邪魔で、少しイライラしてました

その後、ワイヤレスイヤホン(Galaxy Bads)を使ってみましたが、通話専用のものではないため、周囲の音をかなり拾ってしまい、上手くコミュニケーションが取れませんでした

そこで、いいワイヤレスヘッドセットないかな〜、と色々な商品を探していた中、コスパで定評のあるAnkerさんから、ワイヤレスヘッドセット「Anker PowerConf H700」が新発売されました

スペックを見ると、ノイキャン入り、ワイヤレス、マルチポイント接続と、機能モリモリなのに価格が1万円台と、かなりコスパが良かったので、速攻で自腹で購入しました。

実際にAnker PowerConf H700を仕事や副業、プライベートで約7ヶ月ほど使用してみて、すごく良かったので、気がついたポイントなどをレビューしていきます!

この記事はこんな人が書いてます
  • 平日会社員、休日副業ブロガー
  • ガジェットオタク
  • 発売当初2022年1月にAnker PowerConf H700を自腹購入し、ほとんど毎日使用してます。

それでは、本記事「Anker PowerConf H700を仕事で使ってみたら、最強のワイヤレスヘッドセットだった【レビュー】」を見ていきましょう!

目次

Anker PowerConf H700とは

anker powerconf h700 外観

Anker PowerConf H700とは、Ankerが初めて発売したワイヤレスヘッドセットです。

モバイルバッテリーや充電器で定評のあるAnkerさんですが、実は完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 3 Pro」も評判がよく、最近ではオーディオ機器にもかなり進出しています。

また、最近コロナ渦になってから、WEB会議用のデバイスシリーズ「PowerConf」シリーズ(スピーカーマイク)を展開してきております。

そんなAnkerさんがPowerConfシリーズの新製品として、ワイヤレスヘッドセットを発売しました。それが今回紹介する「Anker PowerConf H700」です。

ワイヤレス、ノイズキャンセリング、マルチポイント接続可と、いろいろ気になる機能がありますが、詳細スペックは公式サイトに詳しく記載がありますので、そちらを確認ください。

ちなみに、Anker PowerConf H700には、充電スタンドが付属しているものと、付属していないものの二種類のモデルがあります。

充電スタンドは別売りをしていないため、充電スタンドが欲しい方は、充電スタンド付属モデルを購入しましょう

僕は充電スタンドなしモデルを購入しました。わざわざスタンドを置くスペースを作るのが面倒だったのと、充電したくなったらUSB-Cで充電すればいいかな、と思ったのがその理由です。

おぺぺないと

ですが、めちゃめちゃ使いやすくて、自宅と会社どちらでも使うようになったので、充電スタンド付属モデルでもよかったな~とちょっぴり後悔しています。笑

ご自身の使用イメージから選ぶと良いと思います。

では、実際に僕自身が約7ヶ月間使用したAnker PowerConf H700をレビューしていきます!

Anker PowerConf H700 の特徴

では、まずはじめに僕が「いいね」と思った6つの特徴を紹介していきます!

特徴①:価格が1万円前半でコスパ良し

最初のいいねと思った特徴は、「価格が1万円前半でコスパ良し」であるということです。

ワイヤレスヘッドセットが欲しくなって、いろいろ調べてみて分かったのですが、他メーカーのワイヤレスイヤホンはだいたいは2万円を超えてきます。

一方、Anker PowerConf H700は12,980円(公式オンラインショッピング, 2022/08/10時点)と、1万円前半の価格です。

現時点でワイヤレスヘッドセットに搭載していて欲しい機能が、ほぼすべて搭載されているのにこの1万円前半はかなりコスパが良いですよね

特徴②:Bluetoothマルチポイント接続

次のいいねと思った特徴は、「Bluetoothマルチポイント接続」が搭載されているということです。

マルチポイント接続機能をざっくり説明すると、接続を切り替えることなく、同時にスマホとPCに接続が可能になる、ということです。

この機能が本当によかったです。Anker PowerConf H700を購入して一番良かったこと、と言っても過言ではありません。笑

このマルチポイント接続機能については、後ほど「Bluetoothマルチポイント接続がすごく良い」で詳しく説明しますね。

特徴③:ノイズキャンセリングと外部音取り込み機能

次のいいねと思った特徴は、「ノイズキャンセリングと外部音取り込み機能」に対応しているということです。

Air Pods Proに代表される完全ワイヤレスイヤホンは、だいたいノイズキャンセリングと外部音取り込み機能の二つの機能が搭載されていますが、WEB会議向けのヘッドセットで搭載されているのは珍しいのではないでしょうか。

特にノイズキャンセリング機能は、WEB会議以外の仕事のシーンでもつかえる機会が多いので、おすすめです。

例えば、会社で仕事中に完全ワイヤレスイヤホン(Air Pods Proなど)をつけにくい雰囲気だな~、と思ってた人も、ヘッドセットならWEB会議をしてると思われるので、堂々とつけて仕事ができますよ。

また、外部音取り込み機能は、自分が喋った音も割と自然に拾ってくれるので、密閉型ヘッドセット特有の喋りにくさを軽減してくれる効果がありますよ!

特徴④:スマートミュート機能

次のいいねと思った特徴は、「スマートミュート機能」が搭載されているということです。

スマートミュート機能とは、Anker PowerConf H700独自の機能であり、マイクを上にあげたり、ヘッドセットをはずすとミュートになる機能のことです。

実際に仕事のWEB会議で、この機能を使ってみると便利だな、と思うことが結構あります。

PC画面上のWEB会議ソフトのミュートボタンをいちいちマウスでクリックするのって意外と面倒なんですよね。Anker PowerConf H700だと、マイクを上にあげるだけでミュートになるので、直感的かつ素早くミュートにできますよ。

ただ、この機能があるデメリットも一部だけありますので、それは後ほど「Anker PowerConf H700 の気になったポイント【デメリット】」で説明します。

特徴⑤:マイクにAIノイズ低減機能

次のいいねと思った特徴は、「マイクにAIノイズ低減機能」が搭載されているということです。

周囲の人と同時にWEB会議を開催しているときなどの周囲のノイズを低減してくれる機能のことです。ビームフォーミング技術を活用して指向性を持たせているみたいです。

スマホの付属イヤホンマイクや、ワイヤレスイヤホンなどは周囲の音を拾ってしまいコミュニケーションが上手くいかないことがありますが、このヘッドセットを使うことで、その不満から開放されますよ!

今のところ実際に使用していて、WEB会議のコミュニケーションで困った事は特に発生していません。

特徴⑥:バッテリー持ち良し

最後いいねと思った特徴は、「バッテリー持ち良し」ということです。

Anker PowerConf H700は、最大24時間の長時間通話ができます。

また、短時間充電にも対応しており、5分の充電で約3時間の通話が可能です。仮に「あ、電池ない!」という場面に出くわしたとしてもこの短時間充電機能があるので安心ですね。

確かに、使っていて電池が気になることはほとんど無かったな~というのが印象ですね。

おぺぺないと

さすがモバイルバッテリーで有名なAnkerさんですね。

Anker PowerConf H700 開封の様子

僕がワイヤレスヘッドセットを探し始めたタイミングと、Anker PowerConf H700が発売するタイミングが完璧にマッチしていたのもあって、発売してすぐに購入しました。

と前置きはこの辺にして、早速開封していきましょう!

anker powerconf h700の外箱の様子

外箱はこんな感じです。いたってシンプルですね。

anker powerconf h700 箱を開けた様子
外箱を開けた様子
Anke Powerbonf H700がキャリーケースに入ってる様子
キャリーケースにヘッドセット本体が入ってます

箱を開けてみると、こんな感じです。付属のキャリーケースにそのままヘッドセットが入っていいました。キャリーケースをそのまま梱包しちゃうって、なかなか斬新なアイデアですね!

Anke Powerbonf H700の内容物
内容物は本体+キャリーケースと、書類のみです。
Anke Powerbonf H700の取扱説明書類
3種類の書類が入っていました

内容物はこんな感じです。最近のグローバルトレンドどおり、取扱説明書は多言語対応です。

ちなみに取説には「What do you think of our work?」(私達の仕事について、どう思いますか?)と書いてました。今までのAnker製品には「Happy? Not happy?」と書かれたカードがはいってましたが、PowerConfシリーズにはWhat do you thinkカードが入ってるのでしょうか。

Anke Powerbonf H700の収納の様子
Anker PowerConf H700はハウジング部が90度回転するのみ
折りたたみヘッドホンのイメージ
よくある折りたたみ式のヘッドホンのイメージ

キャリーケースにはハウジングが90度回転した状態で入ってました。よくある小さくおりたためるヘッドホンのようなタイプではないみたいですね。また、操作ボタンにはシールが貼られてました。

Anker PowerConf H700キャリーケースの収納部
キャリーケースの中央部のポケットには、
Anker PowerConf H700キャリーケースにはケーブルなども収納
アクセサリ類が入っています。
Anker Powerconf H700 付属品
充電用USB-CケーブルとUSB-Cアダプタ、無線通信用のドングルが入っていました。

キャリーケース中央部のポケットには、USB無線接続できるドングルとUSC-AをCに変換するアダプタ、充電用のUSB-Cケーブルが入っていました。

一番印象的だったのは、キャリーケースに入れて梱包しているというところです。梱包も工夫があるところは、さすがAnkerといったところでしょうか。

では、次に外観を見ていきましょう。

Anker PowerConf H700 の外観

anker powerconf h700 外観

まず全体のカラーですが、基本は黒で、側面はメタル調のネイビーカラーです。シンプルなデザインの中にも遊びがあってかっこいいですね。

僕はこういうカラーは大好きで、ガジェット好きにはたまらないと思います。ただ、もう少しカラーバリエーションが増えると良いなと思いました。

おぺぺないと

おそらく、売れたら白(もしくはシルバー)あたりは発売されるんじゃないかな?と勝手に想像してます。(希望も含まれてます笑)

Anke Powerbonf H700のイヤーパッド外側側面

ハウジングの外側側面の操作パネルの部分や、マイクの部分に斜めにスリットが入っています。これまた、メカメカしくていいですね。

Anke Powerbonf H700のイヤーパッド底面

マイクがついてる右ハウジングの下部にはUSB-Cの充電端子がついてます。ちなみにこのUSB-C端子ですが、PCやスマホと接続して、音声データの通信はできません。あくまで充電用ですので、注意して下さいね。

ちなみに、充電用スタンドで使う接続端子もUSB-C端子付近にあります。

反対側の左ハウジングには、ノイズキャンセリング・外部音取り込みの切り替えボタンがあります。(ボタンを押すたびにノイキャン→外部音取り込み→OFF、の順番で切り替わります。)

Anke Powerbonf H700の電源ボタン

右ハウジングの充電端子の横には、電源ボタン・Bluetoothペアリングボタンがあります。電源を入れる際はこのボタンを長押します。

Anke Powerbonf H700の電源ボタン

更に、右ハウジングにはボイスアシスタント機能(OK! Googleや、Hey! Siriで起動するアレです)を起動できるボタンが付いていました。

おぺぺないと

正直ぼくはこのボイスアシスタント機能は使ったことありません笑

Anke Powerbonf H700音量調整トグルボタン
音量調節トグルボタンはひねって戻す、というように操作します

左ハウジングには音量調節ボタンがついてます。くるくるっと360°回るタイプではなく、90°くらいひねって手を離すと戻るというような動きで操作します。

ちなみに、一回押しで再生・停止、2回押しで次送り、3回押しで前戻り、という音楽を聴くときに便利な機能もあります。

【音量調節ボタンの操作】
ひねる:ボリュームUP/DOWN
1回押し:再生/停止
2回押し:次送り
3回押し:前戻り

Anke Powerbonf H700のイヤーパッド

イヤーパッドはこんな感じです。黒いカバーで内部は青っぽいクッションで、これまたガジェット好きがそそられるカラーリングですね。

耳あたりはやや柔らかい感じで、耳を全部覆うタイプではなく、耳の上に乗るタイプです。

個人差はあると思いますが、僕はこのタイプのヘッドホンを長時間つけると耳が痛くなってしまうのです…。

Anke Powerbonf H700のマイク

マイクは可動式になっていて、口元に近づけたり、上に上げたりできます。この方式ですと、マイクに指向性を持たせることができるので、WEB会議中に周囲の音を拾いにくくなります。

先程「Anker PowerConf H700 の特徴」で説明したスマートミュート機能は、このマイクの動作と紐付いてます。

マイクはマイクONのときは青色に、OFFのときは赤色に光ります。

また、充電中はマイク部のLEDの点灯、点滅で見分けることができます。

Anke Powerbonf H700の充電の様子
充電中はマイク部が青く点滅します

Bluetoothマルチポイント接続がすごく良い

次に、僕が実際にAnker PowerConf H700を使ってみて、一番良かった「マルチポイント接続」について詳しく紹介していきますね!

マルチポイント接続とは

マルチポイント接続とは、ざっくり言うと、同時に複数デバイスとBluetooth接続できる機能のことです。

「マルチペアリング接続」と間違えやすいのですが、マルチペアリングは、複数の端末とペアリングはできますが、同時に複数接続はできません。つまり、他の端末と接続する際は、再度接続し直す必要があります

最も身近なマルチポイント機能が搭載されているデバイスとして、AppleのAir Pods proや、SamsungのGalaxy Buds Proがあります。ですが、これらは自社のデバイスでしかマルチポイント接続できません。そういう意味では本当の意味でマルチポイント接続とは言えないと、個人的には思います。

おぺぺないと

僕はGalaxy Buds Proユーザーですが、マルチポイント接続対応だったのに、気がつきませんでした。

最近ようやく、自社のデバイスにかかわらず複数デバイスで同時接続が可能なマルチポイント機能対応のワイヤレスイヤホンが増えてきた印象です。

例えば、同じくAnkerさんのSoundcoreシリーズの「Soundcore Liberty 3 Pro」や、Jabraさんの「Elite 7 Pro」など各社のハイエンドモデルにマルチポイント接続機能が搭載されています。

これからワイヤレスイヤホンやヘッドセットを購入される場合は、マルチポイント接続が搭載されているか、といったことも選ぶためのポイントになりますね。

マルチポイント接続とマルチペアリング台数について

Anker PowerConf H700は、マルチポイント接続だけでなく、マルチペアリング接続にも対応しています。マルチポイント接続の仕様は同時接続2台まで、同時に音を出せるのは1台まで、という仕様になってます。

マルチペアリング接続機能にも対応しているので、複数のデバイスとペアリングは可能なはずです。

とここで、「Anker PowerConf H700は何台までペアリングできるんだろう…? まさか、2台までじゃないだろうな…?」と疑問が。ちなみに、公式にはマルチペアリングの台数制限の明記はありませんでした。

そこで、僕が実際に試してみたところ、少なくとも4台まではペアリングができました。無事2台以上ペアリングできますので、安心してくださいね。

例えば、①会社のPCと、②自宅のPC、③自分のスマホを接続しておくと、次のような使い方をすることができます。

【パターン①】
会社にいるときは、会社のPCとスマホを同時接続し、音楽を聞きながら仕事をしつつ、WEB会議も対応して、

【パターン②】
自宅にいるときは、自宅のPCとスマホを同時接続し、YouTubeを見ながら、ブログ作業を行って、

いちいちヘッドセットをつなぎ直さなくてもスマホで音楽を聞いたり、PCでYouTubeを見たり、WEB会議ができるのはかなり便利ですよ

どんなときに使えるのか?

マルチポイント接続って、どんなシーンで使えるの?
マルチポイント接続の何がいいの?

こんな疑問を持たれている方もいると思いますので、僕がマルチポイント機能を使いそうなシーンと、何ができるようになるのかといったことを紹介しますね!

◆シーン①:PCで作業しながら、スマホで音楽を聞く

僕はこのシーンの接続が出来たときに一番感動しました。

作業中はスマホで音楽を流しつつ、そのままスムーズに通話やWEB会議に映ることが出来ます。

一度ペアリングしたら、再接続はボタンをポチッとするだけなので、会社のノートパソコンとスマホ、自宅のパソコンとスマホ、といった複数の組み合わせでも問題なく使えてます。

ちなみに、Anker PowerConf H700の電源を入れ直すと、最後に再生していたデバイスに優先的に接続されます。

◆シーン②:iPadで作業しながら、スマホで音楽を聞く

シーン①の作業端末がiPadの場合も同じくスムーズに切り替えることができますよ!

◆シーン③:スマホとPCどちらも接続しておくと、どちらの電話もスムーズにとれる

スマホとPCに同時接続しておくと、スマホで電話がかかってきても、PCのTeamsに通話が来てもスムーズに通話にうつることができます。

通話用のマイク搭載のヘッドセットなので、スマホでそのまま電話をとるよりも音質がきれいで、より電話しやすいかもしれません。

◆シーン④:仕事用のスマホとプライベートのスマホを二台接続すると、どちらの電話もスムーズにとれる

僕は仕事用のスマホを持っていませんので、実際には試していませんが、仕事用とプライベート用のスマホを2台同時接続しておくことで、どちらの電話がかかってきても、スムーズに通話にうつることができますよ!

Anker PowerConf H700 の良かったポイント【メリット】

では、次に実際にAnker PowerConf H700を使ってみて気がついた良かったポイントを6つ紹介します。

①マルチポイント接続がかなり良い

一度使ってしまうと、マルチポイント接続搭載のヘッドセット意外は選べなくなってしまうくらい便利な機能です。(笑)

スマホとPCを同時接続して、スマホで音楽を聞きながら、通話が来たらすぐに通話に切り替えることができてとても便利に使っています。

マルチポイント接続って何?と思った方は「Bluetoothマルチポイント接続がすごく良い」で解説してます。

②ヘッドホン・マイク音質どちらもWEB会議する上では全く問題ない

指向性を持ったマイクが搭載しているため、周りの雑音や声も入りにくいし、AIを使ったノイズを低減してくれる機能もついています。

ヘッドホンとマイク音質どちらも、実際に仕事で使っていて、音質や雑音が原因でコミュニケーションが上手く取れなかったということはありません

実際の仕事でも問題なく使えると思います。

おぺぺないと

ノートPCのマイクをそのまま使ったり、安いヘッドセット、スマホ付属のイヤホンマイクを使うと、結構周囲の雑音を拾って、WEB会議がグダグダになることってあるんですよね…笑

③電池持ちが良い

ワイヤレスのヘッドセットで気になるポイントとしては、電池の寿命があると思います。

ですが、Anker PowerConf H700はかなり電池持ちが良い商品でした。

公式の仕様では、下記のような仕様になっています。

【Anker PowerConf H700の電池持ちについて】
◆通常時の通話:24時間
◆ノイズキャンセリングありの通話:21時間
◆通常時の音楽再生:35時間
◆ノイズキャンセリングありの音楽再生:28時間

かなり長持ちですよね、さすがモバイルバッテリーで有名なAnkerさんといったところです。

普通に使ってて、すぐ電池が無くなってしまって困った、ということはまずないでしょう

常に接続しっぱなしでも、一日8時間程度の仕事は難なくこなせると思います。

④音の途切れや遅延がほとんどない

Bluetooth接続のヘッドセットやイヤホンで気になるポイントとして、音が途切れてしまったり、遅延してしまうということもありますよね。

ですが、Anker PowerConf H700にはほとんど音の途切れや遅延はありませんでした

全く遅延0ではないので、タイミングにシビアなゲームは難しいと思いますが、そうでないゲームなら問題なくプレイできると思います。

もちろん、仕事のWEB会議で使っていても、遅延や音の途切れは全く問題ありませんでした

ただし、PCで重めのゲームをして、負荷がかかると若干音が途切れることがありました。ですがこれは、おそらくPC側の問題だと思われます。

⑤充電しやすい

Anker PowerConf H700の充電端子用の端子は特殊端子ではなく、USB-C端子です。

そのため、普段使っているスマホの充電器をそのまま流用できるので、どこでも充電がしやすく、自宅でも職場でも充電で困る、ということはありませんでした。

また、PCとUSBで接続して充電することも可能ですし、充電スタンド付きのモデルを購入すれば、更に充電しやすくなると思います。

⑥ノイズキャンセリングも外部音取り込みも良い

Anker PowerConf H700はノイズキャンセリングと外部音取り込み機能もありますが、どちらも問題なく使えました

Ankerで先に発売されていた、完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 3 Pro」でもノイズキャンセリングの評判が良く、そのノウハウ・技術がそのまま流用されてるのだと思われます。

Anker PowerConf H700は、マルチポイント接続ができるので、WEB会議用の通話ヘッドセットとしてだけでなく、PCで作業中にスマホで音楽を聴いたり、スマホで通話したりといろいろ使用シーンは多いです。

例えば、集中して作業をしたい人は、ノイズキャンセリング機能をONにして作業を行う。

同僚や上司から話しかけられることが多い人は、ヘッドセットをしていても外部音取り込み機能をONにしていれば、はなしかけられたとしても、すぐに反応することができます。

Air Pods Proなどの完全ワイヤレスイヤホンをつけながら仕事をする、というのは職場によってはなかなか難しいこともあると思います。

ですがAnker PowerConf H700なら、職場でも周囲の目を気にすることなく、ノイズキャンセリングのヘッドセットをつけて、音楽を聞きながら仕事に集中できますよ。

Anker PowerConf H700 の気になったポイント【デメリット】

では、次に実際にAnker PowerConf H700を使ってみて気になったポイントを6つ紹介します。

①電源OFFはボタン5秒も長押ししなければいけない

電源ONは2秒の長押しでできるのですが、OFFにするときは5秒も電源ボタンを長押ししなければなりません。

5秒くらい別に問題ないやろ、と最初は思っていたのですが、頻繁に電源のON/OFFを繰り返していると、この5秒が急に煩わしくなってきました。

Bluetoothのペアリングも兼ねているボタンなので、長押しの仕様は、致し方ないのかもしれませんが、もう少しどうにか出来なかったものかと思っています。

電池持ちもいいので、基本的に電源をONにしておいて、帰宅するときにOFFにする、という使い方を想定しているのかもしれませんね。

頻繁に電源ON/OFFを繰り返して使いたいと思われている方は、少し気になってしまうかもしれません。

②1時間以上装着していると耳が痛くなる

Anker PowerConf H700のイヤーパッドは、耳を覆うタイプではなく、耳の上に乗せるタイプになっています。

耳が痛くなるのは個人差があると思いますが、僕は1時間以上装着していると若干痛くなってきました。

長時間の打ち合わせや、ノイズキャンセリングを使って長時間集中して仕事をしているときは、たまにヘッドセットを外して耳を休憩させることがあります。

③マルチポイント接続はとても便利だが、通知音が若干煩わしい

先に「Bluetoothマルチポイント接続がすごく良い」で紹介しましたが、マルチポイントによるスマホとPCの同時接続はとても便利です。

ですが、マルチポイント接続でスマホとPCを同時接続させ、スマホで音楽を聴きながらPCで作業をしていると、PCの通知音が鳴るたびに音楽が中断されてしまう、ということがありました。

(PCの通知音とは、Windowsの「ポーン」というアレです)

これが集中して作業しているときに起きると、音楽が中断されるので、意外と気になります。笑

また、スマートミュート機能をONにしていると。マイクを上に上げると「Mic muted」とアナウンスが鳴ります。

これが普段つかっていると問題ないのですが、マイクを上に上げたまま、スマホで音楽を再生しながらPCで作業していると、PCの通知音がなるたびに「Mic muted」とアナウンスが再生されてしまいます

これもまた結構煩わしくて、結構気になってしまいました。

気になる方は、スマートミュート機能をOFFにするか、マイクを上に上げずに作業することで回避できます。

④持ち運びしづらい

Anker PowerConf H700はコンパクトに折りたたむことができません。

そのせいもあって、キャリーケースが若干大きくて、持ち運び出来ないことはありませんが、カバンのスペースを結構圧迫してしまいます

普段の通勤バッグが大きめの方は特に問題にならないと思いますが、小さいとAnker PowerConf H700を持ち運んで使うには工夫がいるかもしれません。

基本的に、自宅や職場で固定して使うことをメインに設計されているのかもしれませんね。

次のモデルではもう少し持ち歩き性が向上すると良いな、と期待してます。

持ち運び性が悪いという対策については、単純にもう一個購入して、職場と自宅に一つづつ置いておく、というのも考えられますが、これを実行するとなると、お財布と相談ですね、笑

⑤音質やマイク音質は普通

Anker PowerConf H700はあくまで通話用のヘッドセットなので、さすがに音楽専用のヘッドホンや、専用マイクには音質の側面ではかないません。

ですが、仕事の通話、WEB会議で使用する端末としては問題なく使うことができます。

ここは、使い分けですね。

⑥本体カラーがネイビーの一色しかない

Anker PowerConf H700の本体カラーはネイビーしかありません

職場か自宅で使う分には問題ないと思いますが、カラーを統一したい方や、色にこだわりがある方は、選びにくいかもしれませんね。

今後新しいカラーが発売されるのを期待してます!

Anker PowerConf H700はちゃんと仕事に使える

約7ヶ月間、本業と副業でAnker PowerConf H700を使用した結論としては、問題なくちゃんと仕事で活躍してくれるワイヤレスヘッドセットだと言い切ることができます

仕事で使ってるほぼすべてのPCやスマホと特に問題なくペアリング、同時接続できますし、TeamsやZoomといったWEB会議ツールでも、特に特殊な設定をすることもなく使えています

むしろ、安いイヤホンマイクでWEB会議してる人よりもかなりスムーズにコミュニケーションとることができます。

やはり一番いいと感じるのは、「ワイヤレスが快適」ということろです。

コードがない分、少し遠いところにある書類やサンプルを取りに行くときも、わざわざヘッドセットを外さなくても取りに行けますし、手元にコードがないので、PC作業や書き物作業もしやすいと感じます。

ワイヤレスと言われると、完全ワイヤレスイヤホンもあります。

完全ワイヤレスイヤホンも仕事で使えないこともないですが、ワイヤレスヘッドセットの方が、声もしっかり伝わります。

完全ワイヤレスイヤホンはマイクの集音範囲が広く(指向性が無いため)、周囲の音を拾ってしまいます。そのため、会社のデスクで会議をしてると、周りの人の声を拾ってしまい、あまり上手くコミュニケーションが取れないということがありました。

しっかりマイクが口元まであり、指向性のあるマイクを使っている、Anker PowerConf H700はそのようなことがないので、非常に快適です。

また、同僚など周囲からみてもヘッドセットの方が、WEB会議をしているというアピールができるので、その面でも便利です。

チームや社内外の沢山の人と仕事をしてると、ストレスなくコミュニケーションをとる、というのはとても大切ですよね。仕事に使うツールにしっかり投資して、生産性を高めていきましょう

よくある質問

Anker PowerConf H700についてSNSやAmazonで見かけた質問について回答していきたいと思います。購入を迷われてるかたの参考になれば、と思います。

Anker PowerConf H700は、Microsoft Teams やZoomで使えるの?

問題なく使えます。

僕の本業の会社のWEB会議ツールはMicrosoft Teamsですが、特になにも設定しなくても問題なく使えています。

また、WEBの講演会に参加するときにZoomでAnker PowerConf H700を使ったことがあるのですが、そのときも特に設定をいじることなく使えました。

ただ、スマートミュート機能は本体のみの機能で、Teams画面に表示されているのミュートとは別ですので、注意が必要です。

Anker PowerConf H700はPCと有線接続することは可能なの?

有線接続できません。

Anker PowerConf H700本体にUSB-C端子が付いていますが、この端子は充電のみの機能です。

Bluetoothが付いていないPCの場合は、付属のUSB接続トングルを使いましょう。

Anker PowerConf H700の取扱説明書をみたい

公式サイトから確認することが出来ます。

取扱説明書

クイックスタートガイド

さいごに

Anker PowerConf H700は期待以上に良い出来で、普通に仕事で活用できます。

僕はもうAnker PowerConf H700がないと、落ち着かなくなってしまいました。笑

僕が購入してからいくつかセールが開催されていましたので、その情報を紹介して本記事を終わりたいと思います。

「できるだけ安く購入したい!」と思われてる方は参考にしてみてください。

2022年3月下旬のAmazonの新生活セール

◆セール前:12,980円(スタンドなし) 14,980円(スタンドあり)
◆セール時:10,384円(スタンドなし) 11,984円 (スタンドあり) いずれも20%OFF

2022年7月12~13日のAmazonプライムデーセール

◆セール前:12,980円(スタンドなし) 14,980円(スタンドあり)
◆セール時:9,980円(約23%OFF)(スタンドなし) 11,980円(約20%OFF) (スタンドあり)

いずれもAmazonのセール対象となっており、少なくとも20%OFFとかなりの割引率で購入できますので、少しなら待てるよ、という方はセールになるのを待ってから購入するのも良いでしょう。

Anker PowerConf H700は、個人的には大満足な商品でした!

おぺぺないと

ではでは〜
おぺぺない(@openeightblog)でした!
みなさんもAnker PowerConf H700を使って、快適なオンラインワークを!

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